本書は、決断について書かれています。みなさんは決断することが得意ですか?
そんな決断に対する悩みの解決の糸口が見つかるそれが「決断力の磨き方」になります。
私自身、決断することが苦手であると感じております。それが本書を購入に至った経緯にもなります。
本書を読むべき人は決断に関して悩みを抱えている人。これに限ります。
決断力の磨き方
2015年9月15日 第1刷発行
著者:池田 貴将
発行所:学研パブリッシング
ページ数:238ページ
詩のような書き方で全106個のタイトルの文章があるのが本書になります。
本書の冒頭でこのような言葉があります。
決めるという習慣をもっている人の人生はシンプルである。望むものがはっきりしている。不必要なものに思い煩われない。決める人はどんどん自由になっていく。逆に、決められない人ほど不自由を感じる。「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と周囲からプレッシャーに押しつぶされそうになってしまう。がんばっているのに、気づいたら他人の言いなりになっている。
プロローグより
上記の文章は決断に悩みを感じている私にとって心に刺さるものがありました。
106個の文書の中にもたくさん心に刺さるものがありました。そのすべてというのは伝えてきれないため、私の中で3つの内容を紹介させていただきます。
おすすめ内容3選
健全な自己否定
自己否定に陥る分野こと、あなたの本気がある。そもそも、自分にとってどうえもいいことなら、自己否定に陥ることもない。例えば、ボディビル大会で優勝することを、目指していない人にとっては、美しい腹筋の割れ具合なんて、さして大きな意味をまたないように。
6章 (78)の内容になります。
逆に言えば、明確な理想像があるからこそ、自己否定は生まれるものだ。
自己否定というのはネガティブな感情なため私自身100%悪い感情であると認識してました。
上記の文章にあるように自分自身がなにか目標をもって取り組んでいる分野だからこそ自己否定に陥いると思います。当たり前かと思いますが、改めて自己否定は悪いものではないと認識させてくれました。
自己否定に陥ったときはどこがだめなか、改善するためにはどのようなことをするか考える。そして、決断に至り前に進むきっかけとなるそう信じています。
決めている人ほど悩みが少なく、幸せである
プロローグの内容になります。
「決めている人ほど悩みが少なく、幸せである。」この文章はとても考えさせられました。
私自身の人生を振り返り、決めている人は高校時の野球部のキャプテンです。
部活でもプライベートでも、決断をしていました。
決断することによって他の道を断つこともあると思います。それをしっかりと決断できる人は本当に尊敬します。
私自身、他人が関わる出来事の決断力が弱いです。例えば、旅行の計画、恋愛の別れ話など。私に足りないのは決断力。そのようにプロローグから感じました。
改めてこの決断力を高めていくためには、私自身の指針が大事であると考えました。将来が想像できないから決断ができないのではないかと思いました。
性格的問題もあると思いますが、決断は自分次第で身につくものであると本書では紹介してくれております。
成長できるゴールの立て方
決断とは、将来を変えるきっかけを積み重ねること。自分が変わらなくては達成できない。そういうゴールや目標を定めたときに人は決断を迫られるのだ。そして、人がこれまでにない強さを身に付けるのもまた、「自分が変わらなくては」という思いを抱いたときなのである。自分が変わらなければ達成できない。ゴールを立てよう。
1章(7)の内容です。
ゴール、目標を決めるということは幼少期から行ってきましたよね。
今現在もゴールや目標を決めている人はどのくらいいるでしょうか?
私自身、今日はこれをやる。という目先も目標。目標というよりもto-doリストにすぎません。
人生という長いスパンでの目標を本書を読み思い描きました。そして毎日その目標を見返しています。
もう一度、目標、ゴールを立ててみましょう。決断を手助けになるかもしれません。
終わりに
改めて本書は紹介できないほどの心に刺さるものがあります。人それぞれ刺さる文章は異なると思いますが、今抱えている悩みの解決の種となる文章に出会えるはずです。
ぜひ一度手にとってみてみてください。
それではまた
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