もし、日本、世界の未来がわかったらどのような行動をとりますか?
未来がわからないのとわかるのだったらどちらが攻略が簡単だと思いますか?
ロールプレイングゲームだと、「攻略情報」を元に未来予測ができます。
「攻略情報」があればゲームはより簡単にクリアすることが可能になるでしょう。
「未来に先回りする思考法」でも未来予測の重要性について以下のように書かれています。
短期間で大きな企業をつくりあげた企業経営者にアウト、意外な共通点があることに気付きます。実は、彼らが、コミュニケーション能力が高く、リーダーシップや人望にあふれるスーパービジネスマンであることは稀です。そのかわり、彼らが共通して持っているのが「世の中の流れを読み、今どの場所にいるのが最も有利なのかを適切に察知する能力」です。
未来に先回りする思考法
このように、人生というロールプレイングゲームを攻略するためには「未来予測」ができるにこしたことはないと言えるでしょう。
そこで、今回は「未来予測」をするにあたって学ぶことが多かった3つの本について紹介したいと思います。
超加速経済アフリカ
この本は、一言で日本人のアフリカに対するイメージを変える本です。
私がアフリカってこんなにすごいのかと思ったことを少し紹介します。
アフリカ大陸はめっちゃ大きい。
面積は、なんとインドの10倍、日本の80倍。
アフリカ大陸には、米国、中国、インド、欧州、メキシコ、日本がすっぽりと入ってしまうくらい大きいです。
若い人がとても多い
年齢の圧倒的な若さも、アフリカの特徴であります。0歳から順に並べてちょうど中間となる人の年齢(中位年齢)は、日本は48.4歳。一方、アフリカ全土では19.7歳(2020年)。
要するに、とても若い人が多い。
注目したいのは、生産年齢人口(全人口のうち、15~64歳の働ける人口がどれだけいるか)です。
日本のピークは、70%前後だった1960年代から80年代の終わりくらいまでした。今、まさにピークを迎えているのが中国です。中国の生産年齢人口比率は2000年頃から70%を超えるまでになったが、すでにピークを終えて下落に転じています。
これからピークを迎えるのがインドや中東です。インドは2040年くらいにピークを迎えます。そしてその後、ピークを迎えるのが、アフリカです。
アフリカが今後、世界の台頭に出てくることは間違えないでしょう。
2030 世界の大変化を「水平思考」で展望する
この本は、一言でいうとデータから未来を予想する本です。
アフリカとインド
地球の人口は増加しています。
だが、かつての先進国である日本は人口が減少しています。
2030年の人口ランキングは1位が南・中央アジア。2位がアフリカです。
人口が増える国と減る国だとどちらが成長すると思いますか?
もちろん増える国ですよね。
2030年に伸びる技術
携帯が新たにできて時計が不要なものになったとき同様に技術は今後も革新的に伸びてきます。
また、新たな技術は不可逆である。
- 3Dプリンター
- ゴミを出すことなく作れる。中国は家ごと3Dプリンターでつくることも始めている。
- VR
- エンタメだけではなく、医療にも使える。
- 電子書籍
- 絶対に紙の本がなくなる。どこから紙の本がなくなるのか?アフリカである。
- 莫大なアフリカの子供に効率よく本を届けるために電子書籍が欠かせなくなる。
- 最大の消費国がマーケットのリーダーになるため、アフリカに向けての本を書くときは電子になる
未来に先回りにする思考法
この本は社会全体のメカニズムとその大枠の流れをつかみ、個人が重要な意思決定をする際に役立ててもらうことを目的にした本です。
未来に先回りするために重要なこと3つ
- 常に原理から考える
- 原理から考えるためには、そのシステムがどんな「必要性」を満たすために生まれたかを、歴史を踏まえて考える。
- 現在はただの「点」にすぎず、過去を踏まえた長期的な変化の「線」で考えなければならない
- テクノロジーの現在地を知る
- テクノロジーが使え、そのポテンシャルがわかるだけでは意味がない
- そのテクノロジーがなぜ誕生し、どんな課題を解決してきたかをしる必要がある
- ex)コンピューターを使うことができ、コンピューターが何をできるかは大多数の人が知っている。ただ、なぜできたのか原理を知ることが重要である。
- タイミングを見極める
- ビジネスの世界でアクションを起こすことは、電車に乗ることと似ている。リソースという「切符」を持ち、タイミングを読み電車に乗る必要がある
- 遠くまで行ける電車を見抜けるかどうかは、乗客の未来を読む力に委ねられている
最後に
以上3冊の本を今回は紹介しました。
この本達はみなさんの道への意思決定に参考になるはずです。
今回の記事がみなさんの役に立てれば幸いです。
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